コートジボワールを徹底紹介

ドローストリングコートっていうのは、デザインのどこか（たいてい袖、裾、肩）にdrawstring（引き紐）がついたコートのこと。
ひもを引くとウエストや裾がしぼれたり、袖にクシュクシュが作れたりしてちょっと形を変えて着られるようになってます。
コートそのもののデザインはトレンチっぽいのからブルゾンぽいものまで、いろいろです。

モッズコートはもとはUSアーミーの防寒用外套がカジュアルウェアに取り入れられたもので、昔はモッズパーカって言いました。
フード付きで、パーカタイプの、直線的なカットのもの。
昔はもっさりした毛布のようなのを指してましたが、今は薄く軽い生地のも出ています。モッズコートにドローストリングがついたのもあります。

フィールドコートもUSアーミーの軍服由来で、本来はモッズコートの下に着る、もう少し軽いショートコートです。
衿は小さく前ボタンのシャツ型で、野戦の時の、作業用上着っていう感じ。
今は街で着るカジュアルになって、レディースは柔らかく軽い生地のものが出て、まるで衿付きカーディガンのように着られるようになりました。コートとカーディガンとソフトジャケットの中間くらいの感じです。やはり、ドローストリングでウエストが絞れるのもあります。

考えてみると、ややこしいですね。
もともと全部アウトドアとか戦闘用なのに、いまはスーツやヒラヒラワンピースの上に着たりしますもんね。
あっ、でも、仕事の服も勝負ドレスも一種の戦闘服か。納得。