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Question:

LEDは、通常2.2v〜3.4vの電圧が必要と聞きますが、つりなどで使う水中ライトの電球は、1.5vの乾電池1本で点くのは、どうしてですか?そのLED電球を作りたいのですが、作り方を教えて下さい。お願いします。

Answer:

電球は、発光体(フィラメント)電気抵抗を使用電圧にあわせて調整して作ることができます。1.5V用は3.0V用と比較して電気抵抗が小さく作られており、1.5Vという低い電圧でも十分な電気が流れて点灯します。3.0V用の電球を1.5Vで点灯すると十分な電気が流れないために暗いか点灯しません。逆に1.5V用の電球に3.0Vを接続すると、非常に明るく点灯するか、過電流でフィラメントが焼き切れてしまいます。

一方、LEDの最低点灯電圧は、発光色によって異なります。これは光のエネルギーが色によって異なることによります。赤色、緑色等は2V程度、青色は3.5V程度です。白色LEDは、青色LEDに蛍光物質を塗って白色に光らせているので、青色と同じ3.5Vになります。

1.5Vの乾電池1本で点灯させている白色LEDの懐中電灯では、昇圧回路を用いて電圧を上げています。

赤色等は3.0Vもあれば点灯しますので、電池を小さくしてつめれば大丈夫でしょう。
ここでは、白色LEDについて説明します。

簡単に白色LEDの点灯回路を製作するには、次の2通りがあります。

1.白色LED懐中電灯の昇圧回路を取り出して移植する
2.形式の異なる電池を入れて、最初から電圧を高くする

1の場合は、工作テクニックが必要になります。
2の場合は、電圧の高い電池としては、23A電池(単5サイズで12V、ダイソーにもある)、A32電池(単5サイズで9V)があります。この場合は電圧が高いので、定電流ダイオードをつけて電流を調整する必要があります。定電流ダイオードは、たいていの白色LED販売店においてあると思います。


 

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